アイフルってどんな競走馬なの?名前の由来は?

アイフル、と聞けば、名前だけなら某消費者金融を思い浮かべますよね。ですが、インターネットで検索してみると、「アイフル 競走馬」という予測変換も現れます。アイフルという競走馬がいるとすれば、消費者金融が協賛しているからその名が付けられたのだろうか?と思う方もいるでしょう。では、果たしてどのような馬なのか調べてみましょう。

アイフルは、1970年代の代表的な競走馬であり、1976年の天皇賞では優勝も果たしています。その年の5才以上の牡馬としては最優秀ともされており、非常に能力に長けた馬であったことが分かりますね。

とはいえ、デビューした1973年にはまるで奮わず、最下位を記録したこともあると言います。はじめの数年は幾ら出てもなかなかよい成績を残せずに苦心しましたが、着実に英気を養い、諦めずに戦った結果、優勝馬への道が開かれたのです。

ちなみに、名前は会社名とは全く関係がなく、最近までその由来は定かではないと言われていました。言葉の意味としては綴りによっても様々ですが、「Eyefull」ならば「物事を広く見渡す」ということになりますし、某社名を参考にしてみれば、愛情と努力、信頼、約束、活気といった英単語の頭文字を合わせ、それらを大事にしてゆこうという意図が込められています。競走馬であるアイフルも、そういった英単語から来ているものと考えている人が多かったのですが、昨今正しい語源が明らかになりました。何と、「愛が降る」という日本語を捩って授けられたものであったのです。

残念ながらアイフルは現在既にこの世を去っており、二度とその雄志を見ることは叶いませんが、「愛が降る」という命名の通り、人々に確かな感動を与えました。アイフルの堅実な成果を見習って、私たちも誠実な生活を送り、結果を残したいものですね。

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