共働きだったけど産休で貧乏に…お金は借りられる？

昨今では、結婚しても夫婦揃って働いている、というご家庭が多いですよね。それだけ就業者一人ひとりの収入が減少したということであり、女性の社会進出が一般的になったということでもあります。ですが、結婚し、お互いに子どもを授かる意志があれば、いずれは女性側が産休を強いられますし、そのうちにどちらかが育休を申請する可能性もありますね。そうなると、会社に在籍してはいても必然的に働いていた頃より収入は減ってしまいます。そうした場合、今だけでも金融機関にお金を借りられないだろうか？と考えてみたりしませんか？

まず、妊娠を期に退職をされた場合は、自治体によっては就業の難しい妊婦へ補助金や給付金を設けていたり、出産の際の費用を自治体が負担してくれたりすることがありますから、お役所の窓口にご相談下さい。いずれ返さなければならない場合もありますが、現在は就業の難しい方に向けられたものですので、返済には数年の猶予があります。ただし、これは国によって定められているものではなく、各自治体の理解によって補助の有無も金額も異なりますので、しっかりと下調べを行いましょう。

そうではなく、産休、育休などで会社を休んでいるだけで、在籍はしているため、休暇中も月々に幾らかは支払われているものの、決して充分な額ではないという場合ですが、月々少しでも纏まった収入があるならば、銀行や消費者金融でキャッシングを利用することができます。ですが、あくまでも月々の収入が借りるお金に対して返済可能な額なのかどうかについてはしっかりと審査されますので、それだけは心得て下さい。また、機関によっては本当にまだ会社に在籍しているのか（僅かにでも収入はあるのか）を確認するため、証明を求められることがありますので、予め用意しておいた方がよいでしょう。

妊娠、出産のみならず、産まれた後も何かと出費は嵩むものです。結婚の際にも貯蓄はされていたと思いますが、出産をお考えのご夫婦、あるいは結婚の前に出産を決められたご夫婦は、ある程度のお金を貯めた上で臨むのが望ましいでしょう。授かりものとは申しますが、本当に急な出産となってしまいますと、様々な意味でご自分を苦しめることに繋がります。産まれてくるお子さんのためにも、責任感のある経済生活を送りたいものです。