貧乏だけど親孝行したい！お金を借りてでもなにかするべき？

就職したから、初めてのお給料で両親にプレゼントをする…なんて微笑ましい話はよく目にします。親としてはここまで子供が成長したことは非常に嬉しいですし、子供としてもやっと親孝行が出来た！と嬉しい気持ちになる人も多いのではないでしょうか。

しかし、中にはなかなか親孝行が出来ず、悔しく思っている人もいるかもしれません。実家ぐらしであればお給料にも余裕が出ることが多いですが、一人暮らしをしていると家賃や生活費が必要になりますし、お給料もまだまだ多くもらえるわけではありません。社会人として独り立ちしたのに、まだまだ貧乏で親孝行ひとつも出来ないのはなんだかなぁ…と思うこともあるでしょう。周りが初めてのお給料でなにかプレゼントしていたり、ボーナスで旅行にいくなんて話を聞いたら、「自分もなにかしなきゃ」と焦ってしまい、「消費者金融からお金を借りてでもなにかしたほうがいいかな…？」なんて考えにいってしまう可能性も！？

両親からすれば、子供が元気で暮らしていることが一番です。遠く離れたところに住んでいるのであれば、たまの休みに顔を見せに帰るだけでもうれしいものです。もちろんプレゼントされて嬉しくない人はいないと思いますが、わざわざ消費者金融などからお金を借りてまでプレゼントを送ったり、旅行に行くなんてことは非常にナンセンスです。自分が逆の立場と考えるとどうでしょうか？両親が借金までして自分のために何かプレゼントしようと思ったり、自分に子供が出来たとしてお金を借りてまで何かしようとしたら…喜ぶよりも心配して、むしろ「なんでそこまでしたの！」とついつい怒ってしまうかもしれません。愛情はものやかけたお金の大きさで測れるものではありませんからね。

なかなかお金がないから親孝行出来ないと悩んでいるのであれば、出来ることからやるというスタンスでいいのです。実家暮らしであれば料理を作って家族に振る舞ったり、近くのちょっとしたお店に二人を招待するだけでも十分ですし、離れたところに住んでいるのであれば季節の手紙を送ったり、誕生日カードを贈るだけでも喜んでくれるのではないでしょうか。

しかし、なによりも親にとっての親孝行と呼べるのは、子供であるあなたが病気もせず、健康で元気で幸せに暮らしているという事実そのものにほかなりません。そして、親孝行したいなと思う気持ちも非常に大切なものです。お金をかけない親孝行の方法も沢山ありますので、どうしても何かしたい！というのであれば色んなアイデアを探してみてはどうでしょうか？